☆ クミョン×チャングム


23名無しさん@秘密の花園 :2006/12/30(土) 01:28:28 ID:avKMW4eP
【崔今英・ダークサイドへの道】


 チョンホ様と楽しそうに話していた……恐らく小筆、贈り物までもらっているでしょうね。忌ま忌ましいチャングムがウナム寺から帰って来た。
 水剌間で調理をしながら、無神経に話しかけてくる。

 「ハン尚宮様はまだ許して下さらないみたい。私、反省したんだけど……。
 ずっとお許しにならなかったらどうしよう……」
 「だったら他の人たちは無視して、これから私と仲良くすればいいのよ」
 「???」

 キョトンと不思議そうな顔をしている。あなたは何も判っていないのね。

 ――私がずっと欲しかったもの……。誰かに話すことも、まばたきさえも惜しんで……ずっと見つめていたいものを……。
チ ョ ン ホ 様 は 持っているわ。

571名無しさん@秘密の花園 :2006/06/21(水) 13:31:31 ID:xVK4zm+0
[ミン・ジョンホがいないチャングムの誓い]

アヒル事件発生後
夜遅くに、宮中一角で待っているクミョン。チャングムが通りかかる。
『一体こんな時間にどうしたの?』
『どうしてもあなたに言いたいことがあったの…。
あなたの命が危険だわ!宮廷から逃げて!』
『それは出来ないわ!私はハン尚宮様のそばにいると誓ったの。』
(チャングムの無事を願ったのに…私は…どうすればいいの?)


ひそかにパンスルと話し合うチェ尚宮。
『市場の男に、チャングムが毒きのこを買って行ったと証言させれば…』
突然クミョン現れる。
『クミョン!』
『チャングムだけは駄目です!』
『理由を言ってみなさい!これは我が一族と私たちの命に関わることなのよ』
『よく分かっております。でも、どんなことになろうと、チャングムが危ない目に遭うのだけは、耐えられないからです』
『一族に危険が迫っても?何故…?』
『私に初めて心を開いてくれた子だからです。思いを断ち切ることはできませんでした。これからも断ち切ろうとは思いません』
『何ですって?』
『あの辛い宮中暮らしで、あの子がいなければ私、数百回も逃げ出していました。叔母様ならお分かりでしょう?友達を殺した話をしながら、叔母様は泣いてい らっしゃいました…。
私もそんな生き方をしなくてはなりません。でも、私からあの子を取り上げないで下さい。どうかチャングムだけは……』
『それはできない!』
『私も譲れません!役所に訴え出ます!』

…こんなクミョンだったら良かったのにな。
今週は久々に登場!

808名無しさん@秘密の花園 :2006/10/23(月) 22:21:10 ID:1TZc6/XW
「クミョン!何故ミョンイの手紙をまだ持っているの?すぐに燃やせと言ったはずでしょう?」
グシャグシャグシャ(手紙を握り潰す音)

「……返して下さい」

叔母様が立ち去った後、叔母様の目が届かない秘密の場所に、シワをきちんと伸ばして手紙を隠すクミョン。


「……本当は……私もチャングムのことが好きだったのに……。ひたむきな想いを寄せられることもなく……。それが私なの」

50名無しさん@秘密の花園 :2007/01/03(水) 10:45:21 ID:HXQTzN4R
[35話より]

 まさか、あのチャングムが宮中に戻ってくるなんて。初めて会った時は、心臓が止まりそうだった。あなたは本当に底知れぬ力を秘めた人。

 向こうから叔母様……女官長様が歩いてくる。
 「クミョン!水剌間に、尚宮も女官も見習いも誰一人としていないじゃない。いったいどうなっているの?」
 「それは……ある目的がありまして、しばらくの間、立入禁止命令を出したのです」
 「一体何の目的で?」
 「……。水剌間の最高尚宮は私ですから、女官長様には関わりのないことでございます」
 「何をよそよそしい事を。私とお前は叔母と姪の間柄ではないか。言ってごらん」
 叔母様、私をじっと見つめないで下さい。気まずくなって目を反らし
 「後でお話しします」
 「……そう」
 怪訝そうな顔をして女官長様は立ち去られる。

 絶対言えないわ。チャングムと二人きりで会うために、水剌間を立入禁止にしただなんて!

 数分後―――
 「お幸せですか?だといいんですが。その座を手にするため、大事なものをお捨てになられたんですもの」
 !!!……ひどい。そんなことを言うなんて。あなたに私の何が分かるというの?
 「お前は……ここには居られないわ!」
 せっかくあなたのために、水剌間の仕事の予定を調整したのに!職権を使って水剌間を貸し切りにしてあげたのに!相変わらず鈍感ね!私の気持ちも知らない で!

 その後、私は誰もいない水剌間でひとり呆然と椅子に座り……。何もする気が起きず……。
 しばらくして女官長様が入ってこられたので、一部始終をお話しした。

 「……あの者が、お前にそんな言葉を言ったのか。許せぬ!許さない!
 しぶといやつらだ。この悪縁を断ち切るにはどうすればいい!」
 「関わったのが間違いでした。関わってはいけなかったのです」

 こんなことなら、話をしなければ良かった。再度確認したわ。
 チャングム、お前が憎い……。

55私の足も揉みなさい! 1 :2007/01/05(金) 00:54:28 ID:Lf488wet
 「チェ最高尚宮様とは戦いたくない」とおっしゃったナウリ。
 でも、叔父様へのお言葉は「“ソ内人”を中傷すれば宣戦布告と受け止める」。
 結局、ナウリはチャングムのことで頭が一杯なのね。
 だから腹いせにチャングムに足を揉ませたけれど……。
 そうやって侮辱してもあの子は落ち着いていて、恐怖すら感じた。逆に私の方が弱さをさらけ出すことになった。
 本当に嫌な日だった。

 「最高尚宮様。ユン尚宮でございます」
 「お入り」
 ヨンノがニヤニヤ笑いながら部屋に入ってくる。
 「何の用?」
 「いえ……。特に御用はないのですが。お暇でしたらお付き合いしたいと思いまして」
 どんなに暇でも、お前とは必要以上に付き合いたくないんだけど。
 「あ、先程女官達が話していましたけど、最高尚宮様は医女チャングムに足をお揉ませになったとか」
 「そうよ。それがどうかした?」
 「最高尚宮様はチャングムのことがたいそうお嫌いなはずですが……?」
 それはナウリのことで腹が立ったから。それと……。
 「あの子に身分の差を見せ付けてやりたかったの。屈辱を味わわせてやりたかったの」
 それを聞いてヨンノは嬉しそうな顔をして
「あ〜、なるほど。いい気味ですね!」

 それから延々、いろいろ噂話を聞かされた。お前のくだらない話なんか聞きたくないんだけれど。

 小半時くらい過ぎて、やっと解放された。
 ヨンノが去った後、医女から処方された薬を飲もうとしてふと考える。

 私は何故チャングムに足を揉ませたのだろうか。
 腹が立つから?屈辱を味わわせたかったから?
 それもあるけれど……。 
 お前がここに戻ってきた目的はただ一つ。わざわざ二人きりになって、危険を冒すようなことをしなくても良かったじゃない。何をされるか分かったもんじゃ ないわ。どうしたのよクミョン。

56私の足も揉みなさい! 2 :2007/01/05(金) 00:58:01 ID:Lf488wet
 その時、ふと思い浮かんだのは
 ――私と仲良くすればいいじゃない

 昔、私がお前に言った言葉。
 お前が女官たちと楽しそうに話していたから?
 お前がナウリと深い絆で結ばれているから?
 それで……。
 私は……お前に触れてもらいたかった………?

 まさか。そんなことはありえない。
 私はお前を憎んでいるし、お前も私を憎んでいるのだから。

 ……うっ……みぞおちの辺りが痛い……。早く薬を飲まなければ。

 薬を飲みながらお前の言葉を思い返す。

 ――気持ちを楽になさって下さい。  

 足に触れただけで、病どころか心まで診るとは……。「お幸せですか?」と言い放った時もそうだったけれど、医女のくせに偉そうに。

 いつもお前はズケズケとものを言う。私が内人であろうと最高尚宮であろうと、関係なく。
 この私にはっきりものを言うのは、お前だけ。それは今も変わっていない。

 あの言葉をつぶやいてみる。
 「……私と仲良くすればいいじゃない……」

 そんな気持ちもあったかもしれない……。
 大きく溜息をつく。

 体の痛みは薬で治まるけれど、心の痛みは消えることはなく。

 この痛みは、チャングム……お前のせい。どうしてくれるの?

54名無しさん@秘密の花園 :2007/01/04(木) 21:53:11 ID:aTbs6TUD
>>44
勝手に最高尚宮様の「物思い」を妄想しました

【松の実刺し】
クミョン「懐かしいわ…昔は私があなたに松の実刺しを教えてあげたわね……」
チャングム「最高尚宮様っ!」
クミョン「こうやって指先の感覚だけで、ころがすようにして………………。
ほら、見なくてもちゃーんと入っていったわ」
チャングム「あぅぅ」
クミョン「覚えた?それとももう一回教えて欲しい?」
チャングム「うう……」
クミョン「ふふ…水剌間の最高尚宮が直々に教えてあげているんですもの
遠慮しなくていいのよ……私は女官、お前は医女…さぁ」
チャングム「……くぅ」
クミョン「さあ!」

44名無しさん@秘密の花園 :2007/01/02(火) 20:59:22 ID:NUl2O3i5
【第40話・疫病発生】

 私はヨリと手を結んだ。その目的はただ一つ……。 

 「それは確かなの?」
 「はい。チャングムは疫病村に取り残されました。万が一戻っても宮中にはいられません」
 !!!何てことをしてくれたの?
 無表情で答えたヨリを睨み付ける。
 「チャングムを私に捧げると言ったわよね?」
 「はい。ですから……」 
 「私はそのようなことを頼んだのではない!お前は何か大きな勘違いをしているようね。いや、これはお互いの考えの食い違いかしら……」
 「えっ?」
 「聡明なお前なら分かると思っていたのに」

 ヨリはしばらく考えてから、ハッとしたような表情になる。
 「!!……も、申し訳ございません……」
 やっと気がついたようね。

 「まあ、いいわ。あの子はそう簡単に死んだりはしないでしょうから。それに私の説明不足でもある。すまなかったわ」
 「こちらこそ本当に申し訳ありません!次は必ずや最高尚宮様のご意向に沿えるように致します」


 ヨリと別れた後、ひとり部屋で物思いにふける。

 チャングム……。私はお前を自分の好きなようにしたい。だって、お前はいつも邪魔ばかりして、思い通りにさせてくれないじゃない。
 お前は私が認める唯一の好敵手。だけど、私は一回勝っただけで負けてばかり。チョンホ様のことも、料理のことも。だからたまには、お前……じゃなくて、 あなたを私の思い通りにさせて。ね?チャングム。


===========
 一方、疫病村に閉じ込めているチャングムは……。 
 ゾクッ。
 ――疫病にかかってしまったのかしら。急に悪寒が……。
 
671名無しさん@秘密の花園 :2006/08/06(日) 17:31:40 ID:YIqPTD2m
クミョン「チャングムを私にささげるといったわね?」

ヨリは行間を読んで!

752名無しさん@秘密の花園 :2006/09/27(水) 14:40:36 ID:buHPk62Q
長今「クミョン。私、あなたを憎みたくない。憎むことは愛すること以上に辛いから」

今英「私は、その辛い憎しみも抱かざるを得なかった。辛い愛も。(チャングム、昔、あなたは私がチョンホ様にお別れをした時に、見張っていてくれたわね。 私は松の実刺しを教えてあげたわね。
公主様の召し上がるお粥の臭いを消したことで一緒に褒められたわね。
それから、一緒に錦鶏を探しに行ったし、一緒に冷麺を作ったじゃない。
それなのに、あなたは私を差し置いて、お寺でチョンホ様と二人で楽しそうにして!
どうして私の気持ちに気付いてくれなかったの?)
あなたのせいよ!ミン・ジョンホ様のせいよ!私の誇りを踏みにじったのは、あなただわ!」

長今「それは言い訳よ」

今英「出て行って!(あなたはどうしてそんなに鈍感なの?)」

長今「誇りは誰かによって崩れるものではない。自分が崩すものなのよ」

今英「行って!出て行って!(言わないで!聞きたくない!)」

長今「クミョン……。最高尚宮様……水剌間の内人時代を共に過ごした私の友情はこれで終わりです」

今英(……そうよチャングム。あなたの言う通りよ。私はあなたが憎くて、あなたを傷つけた。だけど、あなたを傷つければ傷つけた分だけ、自分の誇り……そ れどころか自分自身が傷ついた。
あなたのように、ひたむきに生きられず、真っ直ぐに生きられず……惨めで救いようがない自分を認めざるを得なかった。
私は、あなたに憧れ、恐れ、そして憎んだ……。

ねえチャングム。あなたは私を『憎みたくない』って言ったけれど。私が今までにどれだけの事をしてきたか、分かっているの?チョン尚宮様に偽薬を処方させ たことや、硫黄アヒルの事で毒アワビを食べさせる提案をしたことを知ったら、それでも、そんなことが言える?
あなたは私のことを何も分かっていない。昔もそうだったし、今もそう。これ以上分かったような口を利かないで。

もう、楽しかったあの頃に戻ることは出来ない。引き返すことなど出来ないの……)

772名無しさん@秘密の花園 :2006/10/11(水) 20:06:21 ID:fp/aRXKl
 「渡すものがあるの。
あなたのお母様があなたに残した手紙。叔母様に燃やせと言われたわ。しかし燃やさなかった。それが私なの」


 後日。臨時の最高尚宮になったチャングムは、秘伝の書に母の無念を綴ろうと、母の手紙を開けた。
 すると、手紙の間に別の紙が数枚挟まっていた。
 恐る恐る開けて読む。そこには

【そんな女官がいたことを 完全版】
【それが私 完全版】
【雑草魂】
【I'm proud】
【私の居場所…】


 最後の紙にメモ書が。
「チャングムへ
 自作ポエムです。
 チョンホ様にもお渡ししようかと思ったんだけど、この間二人でお食事をした時に披露したら、すごく迷惑そうだったから……。だからあなただけに渡すわ。 読んでね☆

From クミョン」

 チャングムは涙が一気に引いた。

773名無しさん@秘密の花園 :2006/10/11(水) 23:43:53 ID:FWgytelT
 【思いやり】 −チャングムに捧げるクミョンの詩−

目の前にある全てをやれるって、あなたは思っているのね
私も同じように思ったことがあったわ

あなたがまた大きなことを言っているのが聞こえる
誰の後も追ってなくて、誰にも導かれていないなんて

だけど、自分の態度にいつか思い知らされるでしょう
その態度は、あなたを幸運から遠ざけるでしょう

あなたが何かを成し遂げたかったら、もっと羽ばたきたかったら
周りの世界をもっとよく見なきゃ

夢を追い求めるのは今しか無いのだろうけど
そのためには周りをよく見て、思いやりを忘れないで

私はもう自分を偽らないわ、真心は何も失わせないはずだから
本当の自分を認められず、それは高すぎる代償だった

あなたのように心のままに頑張ること、それ以外のやり方はないって
だけど、分け与えずして何かを得ることもできないのよ

あなたのように自分を信じられれば自分に誇りが持てはず
そしてあなたは、自分の運命を自分で切り開いていける

でも、あなたが道を究めたかったら、そして広い世界へ飛び立ちたかったら
思いやりを忘れないでね

                          lyrics from "pay attention" in Sister Act 2

973名無しさん@秘密の花園 :2006/12/08(金) 00:22:54 ID:oTrflMoo
DVD観てたん だが、
クミョンとチャングムっていいですねw
5話の幼少時代にて

「お姉さんおかしいです!」

「なんで? そんな人達より私と仲良くなったらいいじゃない
何かあったら私に言ってきなさい」

「いいえ結構です!」

「意地っ張りなところが可愛いわね」

…というセリフを
脳内で大人のクミョンとチャングムに変換したら萌えました w

6話でクミョンが錦鶏を逃がした時チャングムが手伝うとこ も萌えましたw

あの頃は微笑ますぃ。

886名無しさん@秘密の花園 :2006/11/05(日) 18:10:57 ID:adJZA1yX
〜嫌よ嫌よも好きのうち〜[クミョン→チャングム 愛憎台詞集]

☆子供時代
「今日のことは秘密だからね」(あの方へお別れ・3話)
「意地っ張りな所がかわいいわね。これから私が面倒をみてあげるから何かあったら言いなさい」(5話) 
☆雲岩寺以前
「あなたって子は…。だからチェ尚宮様にいつも叱られるのよ」(6話)
「チャングムは私を助けるために来てくれた友達なんです。置き去りには出来ません」(お願い叔母様!・6話)
「どのような罰も甘んじてお受けいたします。でもチャングムは助けて下さい」(お願い!叔母様・7話) 
「あなたの味覚が戻ってきて嬉しいわ。あなたは私が認める唯一の好敵手だからね」(15話)

☆雲岩寺後
「あなたは、たくさんのものを持っているわ」
(私がずっと欲しかったもの……。誰かに話すことも、見ることさえ惜しんでいるものを……。あなたは持っているわ)(17話)
(チャングムが私を傷つけたのと同じだけ、傷つく姿を見たかった)(20話)

☆最高尚宮時代
(再会・35話)
「関わったのが間違いでした。関わってはいけなかったのです」(「悪縁」発言の叔母様へのコメント)
「私の足も揉みなさい!」 
「嫌なの?私は女官、お前は医女よ!やれと言われたらやりなさい!」
「チャングムを見て分からないの?雑草のような子よ。抜いて捨てても春になるとまた出てくる……」(ヨンノとの会話・36話)
「チャングムを私に捧げると言ったわよね?」(ヨリと取引・39話)
<牢屋で対峙・44話>
チャングム「弁解でもなさってはいかがですか?人間なら……人間なら……そうなさるべきですよ」
クミョン「嫌よ!しないわ!このまま死ねと言うのなら死ぬわ。人じゃないと言うならそれでいいわ。お前に弁明なんてしない。許しを請うこともしない」
<46話>
「お前に私の何が分かってぬけぬけと!」
「私は、憎まざるを得なくて辛かった。愛しても報われなかった。あなたのせいよ!ミン・ジョンホ様のせいよ!私の誇りを踏みにじったのはあなただわ!」

<別れの時・48話>
「あなたの母上があなたに残した手紙。叔母様に燃やせと言われたわ。でも燃やさなかった。それが私なの」

887名無しさん@秘密の花園 :2006/11/06(月) 14:56:57 ID:XJf5MEl5
>>886
乙!
やっぱりクミョンの心の中はいつでもチャングムでいっぱいだよね(´ー`)
クミョンにその感情は恋というのだよ、とそっと教えてあげたかった・・・

888ソングム :2006/11/06(月) 19:33:25 ID:yJNw0Sh+
おだまり! いらぬことを教えずともよいっ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)←>>887



女官に恋は許されぬ…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  ∧_∧  
 ( ・∀・) 
 ( 建前 ) 
 | | |
__(__)_)___________
 ( _)_)
 | | |
 ( 本音 )  
 (〃△〃) 
  ∨ ̄∨
   /(       
 ̄ ̄    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
クミョンはわたくしだけのものなのっ!

891ソングム :2006/11/06(月) 21:44:32 ID:yJNw0Sh+
クレ…アラッタ…



                ゴ━━━━━!!!!                 ∧_∧
         ──==≡≡三三'''''''''''''''''''''''''''''''':::: ;   从          ( `Д´)
        ──==≡≡三三 ..........:::::::::: ∧_∧ ″;  >    ドガッ /    ⊃ ←>>887
 ───====≡≡三三三三三  ⌒⊃・∀・)⊃`;∨    ─  ⊂__  /
        ──==≡≡三三 ................. ::::::::::::::::::  ...;      ─    `∪
         ──==≡≡三三,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,...... ″


冗談よ、許して。ヨシヨシ…
       ∧,,_∧
      ( ´・ω・)∧∧
       /⌒ ,つ⌒ヽ) ←>>887
      o(___  (  __)
 _,,..-―'"⌒"~ ̄"~⌒゛゛"'''ョ
゛~,,,....-=-‐√"゛゛T"~ ̄Y"゛=ミ
T  |   l,_,,/\ ,,/l  |
,.-r '"l\,,j  /  |/  L,,,/
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
_V\ ,,/\,|  ,,∧,,|_/


(フッ、どうだ。ペギョンに負けていないであろう?)

  ☆ クミョン×チャングム×チョンホ

99新たなる闘い 1 :2007/02/12(月) 22:14:50 ID:aKBLYzH1
 今日は、クミョンさんが宮廷を出る日。
 あの人の一族を追いやったのは、この私でもある。話すことなど……。だが、もう会うことはないかもしれない。やはり見送るとしよう。

 向こうからクミョンさんが歩いてくる。何を言うべきか。励まし?謝罪?うーん、やはり……
 「申し訳ない」
 これしか言えません。

 「その言葉は生まれ変わっても聞きたくありません」
 そのような言葉をおっしゃるために、わざわざ出向いて来られたのですか?ナウリは最後まで私を一人の女としては見て下さらないのですね。もう……いいで すよ。
 「ところでナウリはいつチャングムと知り合ったのですか?」

 クミョンさんは何故そのようなことを……。
 「……内禁衛の従事官だった頃のことです。私は倭国の密偵を追っていたのですが、刺客に刺されて気を失ってしまいました。しかし誰かが手当てをしてく れ、命拾いをしたのですが……それが女官見習いのチャングムさんでした」
 「まあ。そのような危険なことが……。それにしてもナウリとチャングムは縁が深いですね……」
 「……はい」
 「でも、私とチャングムの縁も深いのですよ」
 「???」
 「私がまだ10歳で、見習い女官だった時のある夜のことです。
司馬試(サマシ)に合格されたナウリが宣政殿でお茶を召し上がっておられるのを外から眺めておりました」
 「……」
 「その時です。突然静けさを破るかのように、同じ歳頃の見習い女官二人が現れました。そのうちの一人がチャングムだったのです。後日、再びチャングムに 会ったのですが、その時も夜でした。月明かりで松の実刺しを練習していたあの子に、私がコツを教えてあげたのです。
どうです?ナウリの縁も深いですが、私の縁も深いと思われませんか?というか、チャングムと出会ったのは私の方が先です」
「はあ……」
 「私、一から出直します。ナウリには負けません」 
 「???」
 クミョンさんが勝ち誇ったような顔で去って行く……。どういうことなのですか?あなたは予想外の言動ばかりで、いつも判らない。いったい何を考えている のです?

――数分後。
 「『ナウリには負けません』……?はっ!」
 そういうことだったのですね!待って下さいクミョンさん!
 チョンホは、走りに走って追い付く。
 「チャングムさんに近づいたら宣戦布告と受け止めます!」

100新たなる闘い 2 :2007/02/12(月) 22:25:08 ID:aKBLYzH1
 「いいでしょう。喜んで受けて立ちます」
 ナウリは、なーんにもして下さらなかったし、なーんにも助けて下さいませんでした。だけど、チャングムは錦鶏を逃がしてしまった時、助けてくれたし、あ れだけひどいことをしたのに『あなたを憎みたくない』とはっきり言ってくれた。
 やっと目が覚めたわ。もう私は今までの私ではありません。これからは一族に縛られることなく……そうよ、私がひたむきに想いを寄せるのはあの子だ け……。

 数日後――
 やるべきことを終えたチャングムは、活人署(ファリンソ)へ異動を願い出た。そこは、庶民の伝染病などの治療をする部署であった。

 ふう……。さすが宮廷とは違って忙しいわ。もうこんな時間。あら、誰か来たわ。
 「チャングムさん!」
 「はっ!ナウリ!?」
 チョンホだった。
 「チャングムさん、私も診て下さい」
 ……本当に病気なのかしら。
 「……ナウリは顔が赤いですね……。熱証だと考えられますが……」
 しばらく沈黙。
 それを破ったのは「私も診て下さい」という声。その人は
 「く……クミョン!」
 驚いた!それ以上言葉が出ない。 
 「ええ?あなた……どうしたの?悪い病気でもかかったの?」
 「ええと、あの、(あなたのことを想うと)胸が苦しいというか……」
 「……じゃあ、まず視診を。……顔が赤いですね。赤いと熱証が考えられますが……」
 「確かに熱証だと…」

 ……クミョンったら、どうしたの?私をじっと見て。そんなに見つめられると照れてしまう……。

 「あの……クミョンさん。邪魔しないで下さい」
 「ナウリこそ、職務をおろそかにしてこのような所で時間を潰していてよろしいのですか?」
 「なっ!何と……!」

 どうしちゃったのかしら。ナウリもクミョンも。二人ともひどい熱があるみたい……。

[完]

102名無しさん@秘密の花園 :2007/02/13(火) 20:45:53 ID:NEh9R0hr
>>99,100
「行くあてがない」という口実で活人署に住み込んで炊事全般をするクミョン。

「病気を治した子供に凧を作る」という名目で出勤前・退勤後にいそいそと活人署にやってくるチョンホ。

人手が増えるのは嬉しいがチョンホとクミョンがどうもおかしい気がしてならないチャングム。

そして……

おいしいご飯を作ってくれる人(クミョン)・凧を作ってくれるお役人様(チョンホ)・優しい医女様(チャングム)の
様子をニヤニヤしながら見ている活人署の子供達。

を妄想したよ。


*作品集 その1  そ の2  そ の3  そ の4  そ の5  そ の6  そ の7

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